宇宙探査イノベーションハブ
宇宙探査イノベーションハブは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)における組織。JAXA内外の人材及び技術を糾合した国際宇宙探査に向けた研究を担当する。英文名称はSpace Exploration Innovation Hub Center。相模原キャンパスを活動拠点とする。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「イノベーションハブ構築支援事業」においてJAXAの宇宙探査イノベーションの構想が採択されたことを契機に開設された。
近年では、小型月着陸実証機(SLIM)に搭載され、月面探査を実施した変形型月面ロボット(SORA-Q)を、同志社大学及びソニーグループ株式会社と共同開発している。イノベーションハブ創設後、8年間で186件の共同研究を実施し、260の機関がイノベーションハブに参加(うち約9割が非宇宙分野からの新規参入)したとしている。