マネジメント改革(JAXA)
「マネジメント改革」は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、2023年9月から2024年4月にかけて検討した一連の内部改革。イプシロン6号機及びH3ロケット試験1号機の打上げ失敗等を契機に、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣及び経済産業大臣より、独立行政法人評価において、「マネジメント・内部統制における課題を明確にし、意識改革を含めた改善」に取り組むよう求められたことを受け、開発マネジメント及び内部統制環境の両面において、「真摯に内省」し、意識改革の端緒とすることを企図したもの。
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(C)JAXA |
副理事長を委員長とする「マネジメント改革検討委員会」が、「意識改革を含めた改善策」を検討した。加えて、「現場有志」からも21項目の改革が提言され、これらを取り込んだ形で、「マネジメント改革検討委員会報告書」が取りまとめられた。報告書においては、人員不足、人材育成活動の縮小、企業の利益確保及び組織風土・意識の改革等の課題に対し、アクションプランが取りまとめられている。
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