インプットパッケージ(インパケ)

 「インプットパッケージ」は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクト審査等で使用される文書の一つ。「インパケ」と省略されて記述される用例も見られる。「インパケ」の語は、遅くとも2001年には使用され始めていることが確認されている。

 公開資料における言及を総合する限り、プロジェクト審査の審査項目に対しての情報を記載したものと解され、文字どおり、審査事項に対する「情報インプット」を目的としたものと見られる。

 JAXA自らが公開しているところによれば、経営審査又は部門審査にあたり、プロジェクトチームが作成しており、分量については複数部構成の「本編」に加えて「分冊」を置く場合など、相当の分量に上る情報を、プロジェクトチームからプロジェクト審査側へ「インプット」していることが伺える。また、インプットパッケージの構成として、配布用資料を意味する「ハンズアウト」を作成しているケース、或いは、プロジェクト審査の途中でインパケの「追加分」が作成されたケースも確認されている。


関連:

経営審査

部門審査

おすすめ