定常運用終了審査

 「定常運用終了審査」は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクトマネジメントにおけるプロジェクト審査で、プロジェクトを担当する部門・部等に開設される「部門審査」の一つ。「プロジェクト終了審査」(経営審査)に先立ち、プロジェクトの終了プロセスの一つとして機能する。

JAXAのプロジェクト審査とライフサイクル
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 プロジェクトにおける宇宙機等の「定常運用」の結果を踏まえ、宇宙機の状態を確認し、プロジェクト終了後における宇宙機の「後期利用」の要否を確認する。審査事例として、2009年2月の陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)に対する定常運用終了審査においては、設計寿命期間中の運用成果及び後期利用段階における計画の妥当性を評価したことが確認されている。


関連:

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プロジェクト終了審査(経営審査)

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